🕘 約5分で読めます|監修 DINO編集部(業界歴30年・第二協会加盟)

「直撮り」と「事務所経由」──何がどう違うのか

SNSや掲示板などで「個人撮影・直撮り・素人撮影」といった言葉を見かけたことはありませんか。これらは制作会社や事務所を介さず、個人が出演者に直接依頼するかたちの撮影を指すことが多く、一見手軽に見えます。しかし、その裏には法的・金銭的・身の安全に関わる多くのリスクが潜んでいます。

一方、AV女優・モデルとして事務所(プロダクション)に所属するルートは、契約・撮影・公表のプロセスがすべて管理された状態で進みます。どちらを選ぶかは本人の自由意思ですが、その違いを正しく理解したうえで判断することが大切です。

個人撮影(直撮り)に潜む主なリスク

1. 契約書がなく、ギャラが支払われないケースがある

個人間の取り決めは口約束で終わることも多く、撮影後に「やはり払えない」「思っていた内容と違う」とトラブルになるケースが報告されています。事務所経由であれば作品ごとに書面での契約が基本となりますが、直撮りでは書面が存在しないことも少なくありません。

2. 撮影内容や公表範囲のコントロールができない

どのプラットフォームで公表されるか、どのような編集がなされるか、事前の説明がないまま進むケースがあります。「同意した範囲を超えた使われ方をされた」という相談が公的窓口にも寄せられています。

3. AV新法の保護を受けにくい可能性がある

2022年6月23日に施行されたAV新法(性をめぐる個人の尊厳が重んぜられる社会の形成に資するための法律)は、制作公表事業者に対して厳格な義務を課しています。具体的には、契約書面の交付・撮影前1ヶ月の待機期間・撮影後4ヶ月の公表禁止期間・公表から1年間の撤回権(2024年6月22日までに締結した契約は経過措置として2年間、いずれも理由を問わず撤回・解除できます。ただし所定の手続きが必要です。詳細は弁護士・公的相談窓口へご確認ください)などが定められています。しかし、法的義務を知らない、あるいは無視した個人が撮影を行う場合、これらの保護が機能しない状況になるリスクがあります。

4. 身元・身バレのリスクを自分で管理しきれない

顔出し・地域・職業などの情報が意図せず特定されても、個人間のやり取りでは事後対応が難しい状況になりがちです。信頼できる事務所であれば、悪質な案件の見分け方を含めた身バレ対策を一緒に考えることができます。

事務所(プロダクション)経由で働くメリット

事務所を選ぶ際は、AV プロダクションの選び方も参考にしてみてください。どの事務所が自分に合うかを見極めるための具体的なチェックポイントをまとめています。

「事務所に縛られる」は誤解──自分のペースで働ける

「事務所に入ると辞めにくくなるのでは」と心配する方もいますが、適切な事務所であれば退職は本人の意思でいつでも可能です。DINO(当社)では、強制は一切なく、いつでも退職できる方針を取っています。また、もし別の事務所への移籍を検討する場合は、移籍・転職の方法についても情報をまとめています。

事務所のギャラ率も確認しておきたいポイント

ギャラ率は事務所によって異なり、業界平均は30〜40%とされています。出演者への還元率が高い事務所を選ぶことも、長期的に安心して働くうえで重要です。ギャラ率50%の意味と背景についても解説していますので、比較検討の参考にしてください。

応募・相談前に必ず確認すること

まとめ:情報を持つことが自分を守る第一歩

個人撮影(直撮り)は一見ハードルが低く見えますが、契約・報酬・法的保護・身の安全のすべてにおいてリスクが高い選択肢になりがちです。事務所経由で働く場合も、すべての事務所が同じ水準とは限りません。業界団体への加盟状況・契約書の明示・ギャラ率・相談体制などを比較したうえで、自分が納得できる環境を選んでください。

DINOプロダクションでは、業界約30年の実績のもと、AV人権倫理機構の適正AVプロダクションとして、出演者ファーストの環境づくりに取り組んでいます。写メ面接・LINE相談など、気軽なかたちからお問い合わせいただけます。まずは話を聞いてみたいという段階でも、お気軽にご相談ください。